簡単な自己紹介
初めまして。
コンサル歴 8年のヨルと申します。あれ?8年って短くない?と思われた方もいらっしゃるでしょう。
そうです。私はなんちゃってコンサルの部類です(笑)ですが、だからこそ提供できることがあると思い、このブログを書いています。
経歴としては外資系戦略コンサルティングファームで4年、新興系のコンサルベンチャー企業で4年、コンサルタントとして働いていました。
このブログを書こうと思ったきっかけは、ベンチャー企業在籍中に社内の「非コンサル企業出身人材にコンサルスキルを身につけさせよ」というお題に向き合う中で、いわゆる「コンサル人材」たるや何を期待されていて、どんなスキルが必要なのか‥について考えたことを体系化したかった、というところです。
コンサルティングファームへの転職を検討されている方、既にコンサルティングファームに在籍されていて苦戦されているジュニアコンサルタントの方、事業会社で働かれながらコンサルスキルを身につけたいと思われている方‥等などの皆さまのお役に少しでも立てれば幸いです。
そもそもこんさるスキルとは
では、こんさるスキル‥とは一体何でしょうか。
こんさるに必要とされるスキルを切り取ろうとすると沢山の側面が出てきます。
ちなみに、今流行りのChat-GPT先生に聞いてみるとこんな答えが返ってきました。
コンサルスキルとは、コンサルタントとして必要とされるスキルセットのことを指します。具体的には、以下のようなスキルが含まれます。
- コミュニケーションスキル:クライアントやチームメンバーとの円滑なコミュニケーションを図る能力
- 分析スキル:クライアントの課題や問題を分析し、解決策を提供するための分析スキル
- プロジェクトマネジメントスキル:プロジェクトを計画、実行、監視する能力
- リーダーシップスキル:プロジェクトやチームをリードする能力
- 問題解決スキル:問題を迅速に特定し、解決策を提供する能力
- クライアントマネジメントスキル:クライアントのニーズを理解し、要件を満たすために協力する能力
- プレゼンテーションスキル:クライアントに対して提案を行う際に必要となるプレゼンテーションスキル
コンサルスキルは、コンサルタントにとって非常に重要なスキルであり、クライアントの期待に応え、プロジェクトを成功に導くために必要とされます。
Chat GPT回答より引用
沢山ありすぎてツラいですね(笑)
コンサルタントとして働いていると、実際にこのようなスキルを持っていないと太刀打ちできないプロジェクトにも数多く出会います。
ですが、ご安心ください!この様なスキルを下支えする「基礎スキル」こそがコンサルスキルなるものの正体である、と私は解釈しています。
その基礎スキル‥とは、ざっくり言ってしまうと「思考プロセスや価値観の異なる人同士が集まったとしても、誰もが一つの結論を正しいと思えるような結論を導き、それを誰もが正しいと納得できる形で説明できること」かと思っています。
図に例えると、こんな感じです。
結論を論理的に正しく導き「ここ!」の領域の伝え方でスパッと伝えられるスキル‥ということになります。逆にいうと結論が論理的に正しくない場合は、この様な説明の仕方は難しくなるはずです。
論理的に正しい結論が導けることを前提とした上で、更にこの様な表現が出来ることを目指していくこと‥即ち、「論理的思考力」とその「説明の明快さ」こそが、GPT先生が仰った全ての個別のスキルに繋がる「基礎スキル」となるのでは‥と私は思うのです。
本ブログで対象とするスキル
さて、ここで本ブロクで対象とするスキルについて書きたいと思います。
コンサルと一口に言っても様々な種類のコンサルタントがいるわけですが、ここでは上記の基礎スキルなる「基本的な論理的思考力」、および「論理的思考によって導かれた結論を説明する能力」に絞りたいと思います。
これは、戦略コンサルタントが最初に身につける最初のスキルでもあります。
また、実際には基礎スキルをベースにしながら、それを応用させる形でスキルアップさせていく訳ですが、その「応用のさせ方」についても掻い摘んでレクチャーが出来ればと思います。
本ブログのゴール
では、本ブログで体系化を目指すスキルが習得できた‥とは一体どんな状態を指すのでしょうか。
勿論、このスキルは高めようと思えば青天井で、筆者ヨルも一生をかけても自分を育ててくれたパートナー達には追いつけないだろうな‥なんて思ってしまいます。
ですので、ここで目指すゴールはこんなところかと思っています。
- 何か仕事で問題が起きた時に「どうすれば良いかがわからない」状態から脱して
- 問題を適切に特定し、
- 問題解決にあたり論理的に正しいと思える結論を「何かしら」「自力で」導ける
- それを他者に説明することができ、そして8割くらいの人には納得してもらうことができる
仕事をしながら更新していきますので、更新頻度はゆっくりかもしれないですが、何かのお役に立てますと大変嬉しいです。
また、ご要望 / お声をいただけると泣いて喜びますので、是非コメントいただけましたら幸いです。
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